今朝、今年の7月~9月の国内総生産(GDP)が注目の中で発表された。民間調査機関のプラス2.5%の予測を大きく下回る年換算でマイナス1.6%、消費増税影響といわれた前期値を下回った。消費再増税は見送りになり衆院選が実施されることが確定という。ゲームのような株価は500円超の大巾な下げ、経済の実態って何が指標になるのだろう。
自分もそうだが、賀状交換している方も高齢になるにつれその方の周辺も高齢化が進み、年賀欠礼しますが増える。そんなはがきに混ざって「娘の近くに移されました」という転居通知が届いた。関東在住のその方は温厚な方で一回り上。娘さんが高齢の両親を心配されてのことだろうが「移されました」の記述に少し抵抗感のあることを感じた。近くに娘さんのおられることは、はたから思えばいいことだと思う。
少子高齢化はどんどん進んでいる。消費再増税が見送られると財政悪化がさらに進むという説はくり返し聞かされた。購読紙に、ある生保系経済研究所の首席エコノミストという人が「あらためて確認しておくと、財政悪化は高齢化が進んで政府債残高が累増した問題である」と書いた人の年齢は47歳だから働き盛りだろう。国の財政悪化は高齢者に罪あり、とも取れる。一因はあるからにしても高齢者は去れ、とは書いていないが、では高齢者はどうしろとは述べていない。
高齢者の蓄えを、学資として孫へ贈らせて経済活性化に寄与させようという案がある。そんなことは夢にも適わないので、GDPの個人消費項目に寄与しようと、花壇といえるほどではないが苗を買って植えた。長く咲いて欲しいと思いながら。