日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雲の姿

2014年11月01日 | 自然 季節


 「腹がヘリ 雲の形は さつまいも」、これは購読紙に掲載された小学6年生の男子が創作した句。活発さと男らしさが、素直な言葉からその情景がよく伝わってくる。腹が減った、ふと見上げた秋空の澄んだ青さの中の白い雲、その形がさつまいもに見える、そんな発想がうらやましい。

 気象予報士が、投稿された変わった形の雲の写真につて解説しながら「秋の真っ青な空には思いもしない形の雲が現れるので楽しんでください」と話していた。雲の発生するメカニズムは分かってもその姿や形をコントロールはできない。ただ、風の芸術的感覚と雲の流れに任せるしかない。

 雲という字が絡んだ慣用句も多い。火葬の煙を雲や霞に例えたものが多いことを知った。よく使う「雲を掴む」はとらえどころのないことで、このブログを評するに最適なひと言。「雲を遏(とど)む」は行き交う雲も聞き惚れてとどまる意味で、歌う声のすぐれていること、周囲に該当する人多し。「雲に汗」は雲が雨に変わるように、事柄が好転してくる様をいう。いつもそうあってと願っている。

 今日は朝からどんより、秋でも雨雲は重く見える。昼前から小雨が降ったりやんだり、特別に出かける予定はないが、3連休の出端をくじかれた人も多かったろう。月末には第3回岩国検定試験を行う。これは秋の日和のようにスカッと晴れた気持ちで臨む。あと2回の打ち合わせで準備完了になる。試験日は小春日和ならぬ小秋日和であってと願っている。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする