日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「ず」と「づ」

2014年10月01日 | エッセイサロン


 世論調査もいろいろあるが、文化庁の「国語世論調査」も面白い。目的は「日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し、国語施策の立案に資するとともに、国民の国語に関する興味・関心を喚起する」とお役所言葉で述べられている。16歳以上の男女2千人余りに個別面接しての結果が報道された。

 購読紙の結果報道は「『チンする』すっかり定着」がトップ見出し。擬音や名詞などに「る・する」をつけて動詞化した言葉のうち電子レンジで加熱する意味で「チンする」を使う人が90%以上という。「事故る」「告る」「タクる」が載っている。タクるは「タクシーに乗る」ことという。一方、慣用句の思い間違いが今回の調査でも多く指摘されている。顔を合わせて議論しないので、画面で文書交換するのが普通の現在、「煮詰まる」という意味を知らなくても不思議ではない思いがする。

 先日、文章を書くことにたけた方の話を聞いた。パソコンで文章を作る、変換すれば文字が表れる。いざ、ペンや筆で書こうとするとすらすらと書けなくなって来ている、という話しに、自分だけはないと秘かな安心をした。もう一つ、「ず」と「づ」の使い間違いで打ち直しが多いいことも共通していてこれにも安心した。間違わないルールがまだ見つからないで悩む。。

 悩んで仕方なければネットにはいろいろ載っている。載っている内容は分かるが、私には広く展開して応用できる能力がないようだ。打ちなおす方が早い。そんなことを思っていたら「ぢ」と「じ」が浮かんだが、ぢ、は見かけなくなっているように思うが、勘違いかかもしれない。打ちなおさなくても入力している文章からパソコンが判断して変換するパソコンが欲しい。「文章になっていないからそれは無理」と突き返されるので言わないことにする。
コメント (2)
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