日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

災害と避難所

2014年10月10日 | 地域


 今年の梅雨入り以降、何度も「避難所開設」のメールが市から入った。台風のときは進路予測に合わせ早目の開設だった。幸い、利用することなく閉鎖のメールを受けた。ただ、8月上旬のゲリラ豪雨ではそれらの対応の遅れが被災地域の知人からもフェイスブックなどで発信されていた。刻々と載る被災状況の写真に、自治体の対応は完全に置いて行かれていたようだ。水位が下がりはじめての避難勧告には「あきれた」という声がTV画面から聞こえた。 

 その後、お隣の広島市の大規模な土砂災害では多くの犠牲者と甚大な被害が発生した。その対応は進められているが、改めて見つめなおしたのは避難所だった。避難所は災害の種類によって避難所が異なることを知った。市の避難所別災害適否一覧によると、種類は洪水・土砂・地震・津波・高潮に区分されている。適否は洪水には「適」でも土砂には「否」などが記載されている。言われてみればそうだろうが、その区別の周知はされているだろうか。ちなみに、我が家から徒歩5分ほどの避難所(公民館)は洪水と地震は否と載っている。

 我が家は地理的に津波と高潮による被害は想定しにくいが、洪水と地震はいつも気にかかっている。錦帯橋の架かる錦川、最近のゲリラ豪雨を思うとその氾濫は想定内に入る。洪水の場合は1.5キロほど離れた学校が適となっている。そこまで避難できるか、考えておく必要がありそうだ。要援護者に適した避難所、ペットを連れて避難な可能な場所など、かなり込み入った仕組みになっている。簡素な一覧を全戸配布が必要かと思う。

 大型で非常に強い台風19号が日本の3連休を狙うように近づいている。避難所利用などの事態にならないことを願っている。今のところ九州南方でどのように方向転換が起きるか注目している。
コメント
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