日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

あか しろ もも色 

2014年10月04日 | エッセイサロン


 ローカル放送(TV)でコスモス畑が紹介された。何度か訪れたことがあり周囲を思い浮かべながら見ていた。花の色は説明しなくてもカラー映像で伝わっているのに、ご丁寧に「あか しろ もも色」を英語で、文字にすればアルファベッドで紹介した。花を見せる映像なので説明不要なのに、美しさに思わず発したのだろうか。そんな放送を見たあとパソコンを開いた。 

 毎日、訪問しているブログの一つ。その主は車椅子生活をされている女性で、文面から短歌の好きな方くらいしか分からない。毎回、文面に添った歌人の一首を紹介される。初めて目にする名前も多い。簡潔だが情愛のある一語一句で綴られている。最近の作でタイトル「あか しろ もも色」は、秋風に揺れるコスモスへの語りかけだった。

 ブログのタイトルと放送で流されたコスモスの色が同じなのは全くの偶然。だが、読むと聞くの違い、好みにもよるだろうが、色の表現についてはブログに軍配を上げる。 

 稚拙な文でも、「自分にしか書けないことだから、誰に読まれても分かってもらえる」ように書きたい。そんな大それたことを思いながら文字にも気を配る。この表記は漢字、かな、カタカナ、どれがいいか考える。擬音語はカタカナ、では擬態語はどうする、生き物の名前は、と次々と悩む。カタカナの多い文は読みづらい、ということは分かってもらえない。人のことを言いながら、結局は今日も中途半端な文で終わりになった。カタカナの使い過ぎをしないことは心がけている。
コメント (2)
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