日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

心遣い

2014年09月27日 | 社会 政治


 88歳男性が電車に乗った。「座っている青年と目が合ったが直ぐに目を閉じた。気持ちの優しい青年と思った。座るには少しきつそうな隙間なので座るのを遠慮した。若い女性が乗ってきたら隙間が広がり、女性は座れた。高齢を改めて感じた」。これは、投稿に載っていたお話。

 高齢社会、少子化と合わせ大きな問題と指摘され始めてもう何年、内閣は何度も変わったが、そのたび、さも新たな問題のように取り組みが始まる。難しく困難な問題なのか、それとも高齢者に今更さらサービスしてもという感覚なのか、リップサービスはされるが目に見え肌で感じる大きな前進がない。

 そんな中、児童や生徒らの書いたり話したりする内容に少しの光明を感じることがある。それは高齢者に接して体感したことを基に、こうしてあげたい、ここが不足している、ここを改善したらと意見が出される。まだ、直接に接したことないが高齢化社会への対策を見いだせるような気がしている。

 年金生活暮らしの日帰りバス懇親旅行。ステップへの乗降にちょうど良い高さの踏み台が準備されていた。踏み台を使うと乗降が楽で、不安定な姿勢にもならず安全に大きな一役を果たしている。小さな踏み台、されど大きな安心と安全、ちょっとした心遣いが、高齢者には嬉しい。何気ないドライバーの心遣いに楽しさが増した。
コメント
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