日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

4年に1度検査

2014年09月24日 | 生活・ニュース


 高校時代の専門系の教科書に「原油はこれから30年で枯渇する」そんな記載があった。それからしばらく経過しても30年とあった。オオカミ少年の話ではないが、原油は今も世界中で精製され生活に欠かせない働きをしている。枯渇は困るが、本当の枯渇時期は神のみぞ知るのかもしれない。そんな意識が温暖化抑止にブレーキをかけている。

 「綺麗な水や暖かいお湯、電気やガスも自由に思うまま使っている。資源には限りがあるという意識で大事に使おう」、こんな内容の中学生の投稿が載っていた。最もなことで、繰り返し言われていることだが、現実はその通りならず無駄も目につく。開会中の国連で温暖化防止が討議されている。国の利益だけの議論を超越することを願う。現状で推移すると、2050年の京都の紅葉は12月になるという。何とかしなければ。

 水や電気を思うがままに使えるその陰には、それを支える人の働きがある。現役時代も、メンテナンスの重要性を何度も学んだ。これを怠れば想像もつかない事故や災害を誘発する。そんな、小さいが大切な一つ、各戸を訪問しての「電気設備の漏電調査」を受けた。検査員は、「この調査は電気事業法により4年に1回、電流計により測定、測定値は1ミリアンペア以下が安全域」と計測器を示し「良好」ですと検査結果通知を発行する。我が家ではLPGを使っているが、これも毎月、ボンベ周りの点検、器具についても定期点を受ける。漏洩などで急激な大量消費状況が発生すると電話回線を通して管理会社へ通知する。

 体も車も定期検診や点検を勧められる。その必要性を覚え知ったのは3年前にガンを初期の段階で発見、処置できた時だった。そんなことは百分の一、千分の一ともいわれたが、検診を受けなければ何分の一にも出合えない。漏電点検の時間は何秒かで終わる。その何倍もの時間、検査員と会話し、新しいことを知ることができ、改めて点検保守の必要なことを思った。点検は無料。
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