日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

だいち2号

2014年05月24日 | 生活・ニュース


 「いい年をして」と笑われそうだが宇宙の話には関心がありのめり込むことがある。といって、そのために特別な学習をしたことはない。ただ、時の報道から「そうなのか」と学ぶだけ。ボストーク1号で世界初の有人宇宙飛行をしたガガーリンの、宇宙服の丸い窓から見せた笑顔と「地球は青かった」は記憶している。あれは1961年だから半世紀が過ぎた。この間、大国は競って宇宙へと莫大な投資をした。直近では若狭さんの帰還に日本中が拍手を送った。

 今日、陸域観測技術衛星「だいち2号」の打ち上げに成功した。昼のNHKニュース、生でその瞬間を見た。だいち2号は「将来発生すると予想される東海・東南海・南海地震や、首都直下型地震、大規模水害などの広域巨大災害が発生した際、宇宙から観測した被災地情報を迅速に提供し、国及び自治体における災害対策に役立てます。また、災害時だけではなく、地図情報の更新や森林観測など、平時での利用も拡大します」(宇宙航空研究開発機構)。

 関心はあるが考えないことにしているのは宇宙の誕生、難しくて理解できないことばかり。そのひとつ「ビッグバン」という大爆発のような現象、らしいと思わされている。その爆発した物は何なのか、聞いても読んでも混乱して理解できない。無から有が生じたように思えて仕方ない。しかし、無から有が生じるとは信じられない。そして宇宙の最果ては137億光年の外側に広がるか、それはビッグバンの時から137億年過ぎないと分からない。などと寝ぼけたようなことを考えたりする。

 だいち2号は1号の識別性能10メートルに対し1~3メートルと向上している。災害状況の把握には有効だが、まずは災害の起きないことを願っている。長い白煙を残し青空の彼方に遠ざかるロケットを見送りながら思っていた。
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