日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今のところ順調

2014年05月22日 | 自然 季節



 暦の上では昨日が24節季8番目の小満。説明はいろいろある。「陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る、陽気が良くなって、万物が次第に長じて天地に満ち始める」などとある。そんな中で「田畑を耕して生活の糧を稼いでいた時代には、農作物の収穫の有無は人の生死にかかわる問題でした。そのため、麦などに穂がつくと『今のところは順調だ、よかった』と満足したことから小満と言う名前が付いた」ともいう。

 小満にあやかったかのように、2週間前プランターに植えたミニトマトとキュウリの実がついた。トマトは直径5ミリほどが2個、キュウリは2センチあまりが1本、小さいがそれなりの姿をしていてほっとする。かっての人らが「今のところは順調だ、よかった」という小満の云われを実感する。

 「畑には作業がなくても行く。それは土に足音を聞かせる、それだけで畑の土は期待に応えてくれる」。これは菜園を楽しむ複数の人の共通項だった。プランターは狭い庭に並んでいる。足音を聞かせに行かなくても朝に昼に夕に、家族のいろいろな足音を聞くだろう。菜園家のように気持ちを込めた足音ばかりではないが、水やりの時はそれなりの気持ちを込めている。

 キュウリの苗は、「触ると痛いトゲのあるようなキュウリ」と種苗店で店主に伝えたら「接ぎのいい苗」という勧めで買ったもの。ここまでは勧め通りのようだ。これからは「たっぷり水をやり、高温乾燥期にはワラを敷く」と新聞の切り抜きに載っている。さて、今は小満を満喫している。
コメント (2)
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