日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

連写を楽しむ

2014年05月27日 | 生活・ニュース

 「いい」と思ってシャッターを押したときはひと息遅れの写真が撮れていて撮り直しはできない。フィルム時代は「そのまま止まって」など注文を出しシャッターを押したこともある。カメラはデジカメ時代に変わり、その性能も日ごとに進歩し、2年もするとそれは「古ーいカメラ」と評された。

 シャッターの一瞬の遅れを解決してくれたのがデジカメに備わった「連続して撮る」機能で連続写真が撮れる。取説では「シャッターボタンを全押ししている間、連続して撮影できます」。小学校での運動会、カメラの放列はビデオを含め高級機種が並び決定的瞬間を切り取っているのはこの機能だろう。特に動きの速い被写体では、瞬間を上手く撮れる。

 撮るときはシャッターを全押ししているだけなのでブレなどの基本を守っていれば何とか私でも撮れる。その後、どれを残すかどれを選ぶか、どれを早々と消去するか、などとパソコンの画面とにらめっこ。苦労といえばそうだが、面白く楽しいものだ。特に顔の表情などは思いもしなかった場面に出くわし、苦笑する。

 デジカメは自分で撮ってパソコンで楽しめるのがいい。昔のDPEの時代を思い出す。特にトリミングの依頼ではベタ焼きなどに線引きして「1ミリもずらすな」など偉そうに頼んでいた。そんな写真屋も次々と店じまいになった。老舗のある写真館も閉館されるという。60年以上前、その写真館は通学路沿いにあった。その店頭に兄弟で写った写真が並んだことを記憶している。写真整理の手が止まる。  


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