日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

迎え方

2014年05月11日 | エッセイサロン
2014年05月11日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 乾いた砂が指の間からサラサラ落ちるように記憶が消える。頭を押さえる。そんな焦りの行動をあざ笑うかのように記憶は消え続け止まらない。胸が苦しくなり、もがく。そこで目が覚めた。のどがカラカラだ。

 眠りから覚め深夜の出来事を反復、思い出せてほっとする。

 老化により記憶力や視力、聴力などが低下する。それは年相応に来るだろう。それに驚かないよう心構えはしておこう。

 でも、夢はその前触れ、としたら近くまで来ているのか。もし来たら題材にして書いて投稿しよう。そう思うと楽しみが増える。明るく迎えてやろう。
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