日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

初夏らしさ

2012年05月28日 | 自然 季節
           

 東日本では大荒れの天気が続いている。いつまでも大陸の寒気団が南下し居座るからだという。原因は分かっていても自然のこうした動きを変えたり影響を少なくする力を人は持ち合わせていない。科学が進んだとはいえ、自然災害の力には遠く及ばないようだ。温暖化対策が進めば少しは静まるのだろうか。

 荒れている地域があるの、と疑問を持つくらい今日はよく晴れて暑い日差しだった。観測では夏日を少し上回ったくらいの最高気温というが、1時間半ほどの日差しの下での作業は真夏の感じだった。近くで畑のほとりで動く草刈機の音が時々止む。見ると草を刈る人が汗をぬぐっている。このところの雨なしで刈られる草から砂埃が舞い上がっている。持参したお茶を飲み、続きの作業をした。

 あの見にくかった枯芭蕉は鮮やかな緑の大きな葉に戻りかえってきた。周りに芭蕉に勝る樹木はなく、しばらくは我が天下を誇れると、刈られていく足元の雑草を見下ろしている。

 予報では梅雨入りは平年なみというから、もう2週間もすればうっとうしい季節になる。うっとうしくても、水がめにはなくては困る梅雨、愚痴をこぼさず少しばかり我慢をしよう。そんな季節を察知してか、鉢植えのガク紫陽花がひかえめに白い花を咲かせ始めた。梅雨と紫陽花はいいコンビという。庭の小さな鉢からも季節を教えてくれる。自然はやはり不思議だ。
コメント
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