日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

製作と制作

2012年05月02日 | 生活・ニュース
           

偶然目についた辞書。「類語、対語、用例が豊富」「簡潔な語訳で季語もわかる」「生活必需、充実の二万八千語」「言葉と出会う醍醐味」、こんな帯の誘い文句にひかれ、ポケットサイズで「750円+消費税」という辞書を買った。パラパラと見開いたとき文字が大きいことが気にいった。もうひとつの訳を少し書いておこう。

先日、陶芸教室のことを書いたが、その中で「急須作り」を「製作」と表現した。読んで貰った人から「制作」と表現すべきではないか、とメールだ届いた。どちらを使うか、書くときにちょっとばかし間をおいた。しかし制作は高度な技を用いた芸術品の場合という我流解釈で、仲間内という気安さから製作を使った。

PCのワープロソフトの漢字変換機能を使えば漢字入力は簡単になった。それだけに誤変換や語意の誤解などはよく指摘される。心づもりはしているつもりだが間違いは起こしている。また、同音異義語のある時はしばしば悩む。辞書を開けば解消するが、厚く重いそれは使い勝手が悪い。そんな悩みを解消出来る便利な辞書と思ったのが初めに紹介した辞書。

店頭で「制作」と「製作」を見た。その説明はブログに書くときの思いに似ていた。そこで買うことに決めた。それに同音異義語には網掛けで分かりやすく表示されていることも買うことを促した。

持っている電子辞書では、簡単なたとえだが「勧める」と「奨める」は同一扱いで、いくつかの説明の中から用いたいものを知る、という煩わしさがある。購入した辞書にはそこが網掛けで載っており簡単に分かる。ただ、詳しい説明は電子辞書にはかなわない。

この二つ、どう使いこなしていくか、衝動買いと言われないよう使いこなさなければいけない。
コメント (6)
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