明日は参院船の投票日。選挙のたびに、自分なりに考え、これまで1度も棄権することなく投票をしてきた。毎回の事だが世論調査の通りだと高い投票率が期待できる。が、いつも結果は驚くに当たらない。
朝刊見出しに「民主政権10ヵ月の審判」とあった。「今度の選挙は重要です」と識者・専門家といわれる人を含め関係者は発言する。こうした言い方は今回に限った事ではない。小さな自治体も大きな自治体も、国政まで含めて「重要でない選挙」があるのだろうか。
まもなく街頭での選挙運動は終わる。連呼の声が聞こえなくなる。名前の連呼をしないで「政策を訴えろ」とはよく言われる。そう思ってもいた。しかし「走る選挙カーでは連呼しかできない」ことをある議員のブログで知った。
「選挙運動中、政策を訴えるなどの演説は停車中のみに認めれれ、走行中にそれを行うことは認められていない」という。つまり走る選挙カーでの連呼は正しい運動だった。選挙も終りになって知った。
政策を訴えるといっても数分あまり、どこの誰も表向きの良いことだけを演説し、忙しく次へ移る。参考になる内容はない、これが感想だ。明日は強い雨の予報が出ている。雨でも続いている棄権なしのために投票所へ足を運ぶ。
(写真:消えかけた歩道は渡りにくい)