日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

組合せ

2007年09月25日 | 生活・ニュース
 

気づかなかった。何年も歩いた歩道のタイルにあるものが刻まれていることを。

雨上がりの朝ウォーク。アスファルト道路のくぼみには水たまりがあった。歩道のタイルは乾き始めていた。が、所々に刻まれた何かの形があることに気づいた。雨上がりのため刻まれた部分はまだ黒っぽく濡れ、その部分だけが際立っていた。

立ち止まって見た。向きを変えて観察した。それは「川の瀬にはねる鮎」の姿ということに気づいた。

この歩道に「鵜飼舟と錦帯橋」をあつかったマンホールが設置されていることは知っていたが「鵜飼舟と錦帯橋と鮎」が組合されているたことを初めて知った。よく見ると、鮎のタイルは3枚1組がV字に数メートル間隔で配置、マンホールも程よい間隔で設置されていた。

この歩道は錦帯橋に近い。同橋の鵜飼は300年余の歴史を有し、夏の観光シンボンルのひとつになっている。歩道が整備されたのは何十年も前だ。当時は鵜飼見物の人は今より多く、担当者の苦心から出たであろう洒落を嬉しく思った。

この歩道、生活道路の1部としては人通りは多いが、岩国学校の側に通じているものの観光で訪れた人は足を運ばない。しゃれた歩道を見て欲しい。場所は岩国小学校と中央公民館側の歩道です。

周りを観察しながら歩けば、まだ新しい気づきがあるようだ。朝ウォークの楽しみが増した。
(写真:タイルに刻まれた川の瀬にはねる鮎)
コメント (2)
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