日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

カエルの運

2007年09月08日 | 生活・ニュース


午後所用で出かけた。
24節季の1つ白露というのに暑さは真夏と同じ、まさに残暑厳しくの言葉通りだ。

稲刈りのコンバインを停止し、お茶を飲みながら休憩されている所を通りかかった。今年の作柄、自分のところは平年作でホットしている。全体では昨年に続き平年を少し下回る作柄、そんなお話だった。

脱穀されたすくもが幾筋も乾されていた。久しぶりに目にする。手にすくってみた。実りの役目を終えたそれは軽い半われの黄金色だった。

何度目か手を入れたとき、ぬるっとした何かが手に触れた。すくもから手を抜いた。一緒にカエルが出てきた。小さな蛙。冬眠ではない、どこからすくもの中に入ったのだろう・・・。

稲と一緒にコンバインへ、続いて脱穀機へ、そしてすくもと一緒に刈取りの済んだ田んぼへ、こんな経路を思いついた。だとしたら、何度か危険を通りぬけた運の強いカエルだ。

刈取りの済んでいない田も多い。付近ではたくさんのツバメが飛び交い、カラスも刈取られた田をひょこひょこと歩いていた。用水路には白鷺もいた。あのカエルも彼らの餌になるかも知れない。が運の強いカエルは生き延び越冬するだろう。

今日、知人から新米をいただいた。明日は両親祖父母ともに好きだったチラシ寿司を作ろう、購入する材料のメモを妻は始めた。
(写真:すくもから出てきたカエル)
コメント
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