小学生のころの記憶。身体検査がある前日は風呂も少し長めに入りよく洗った。その日の朝は下着も小奇麗なものに着替えて学校へ行く。こころ踊ることではないが、母親として気にするところがあったのだろう。
通知表を見ると身長・体重・胸囲・視力など記録されている。当時は親としても貴重な子どもの健康を知るデータだった。
社会人になると健康診断と呼称が変わった。基本的な測定のほかに成人病関連など各種の検査・検診などが加わった。企業は貴重な人的資本の状況を、個人は自己の健康管理の把握に有効であった。この健康診断は直接の個人負担が無いことが良かった。
退職後の健康は全くの自己管理に変わった。誕生月検診として1部個人負担で各種検査が受けれるが、受診の判断は個人しだい。気になる検診は受けている。
毎日の健康管理は起床と就寝前の血圧測定、1時間ほどのウォーキング、それに体重と体脂肪の測定だ。血圧が正常値になったほかは大きな変化ない生活している。三度の食事を欠かさない、これが1番の健康チェック項目だ。
年が明け、政治と金にまつわる問題として「身体検査」という言葉が巷に広まった。
ここでいう身体検査は「政治活動に伴う金の使い方が、法に照らして適不適・異状や不正の有無をしらべる」事を指している。出るわ出るわで政治不信に連なった。議員たるもの襟を正してから議論の場へ出てほしい。
発足した直後の内閣にも「処理ミス」が発生しているが、政治にまつわるお金の検査・検診はしっかりやって知らせて欲しい。
車の半年点検を受けた。オイルの交換など規定のチェックは異常なしと説明を受けた。これは無料。車を替えて燃費が大幅に向上した。廃ガス削減で自然の健康に少しは寄与しているか。
(写真:体重と体脂肪を何年も教えてくれる優れもの)