みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

レビ人の町

2023年06月21日 | ヨシュア記

ヨシュア記 21章1−26節

 カラカラだった大地に、待望の雨が降りました。一方で、雨の被害が懸念される場所もあります。昨日自宅で行われた聖書の時間では、「被造物のすべては、今に至るまで、ともにうめき、ともに産みの苦しみをしています」と書かれたローマ人への手紙8章22節も読みました。

 ヨシュア記21章は「レビ人の町」についての記事です。

 レビ部族にはカナンの割り当て地は与えられていません。神を礼拝する務めをもっぱら担うようにされたレビ部族にとっての相続の地は、主ご自身だと申命記18章2節にあります。「彼ら(レビ人)は、その兄弟たちの部族の中で相続地を持たない。主が約束されたとおり、主ご自身が彼らのゆずりである。」彼らは他の部族が主にささげる収穫の十分の一を自分たちの糧を得ることができ、主への奉仕に専念できるのです。これは、神との新しい契約のもとにある教会の奉仕者が支えられるための道にも通じるものです。

 ケハテ、メラリ、ゲルションというレビの三氏族に加えて、ケハテ族の中で祭司職を勤めるアロンの子孫たちへの合わせて四つのグループに、他の部族に割り当てられた地のうち48の町々が、彼らが住むために、家畜の放牧地として「レビ人の町」として与えられました。

 このことがレビ人の不満、要望によって為されたのではなくて、神の約束どおりに行われたということに注目したいと思いました。ヨシュアの時代のレビ人だけでなく、私たちにも毎日さまざまな必要があります。そのうちのあるものは自力で手に入れることができます。またあるものは、だれかに要望して自分のものとするかもしれません。そうであったとしても、すべてのものを神が与えてくださるのだという事実を、忘れてはならないのだということを気づかされました。


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