みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ことばと行いとで

2021年06月18日 | 使徒の働き

使徒の働き 10章34−48節

 先日、Macに冷却材を…と書きましたが、木曜日は私たちにも冷却材が必要な暑さ。屋根裏に住む私たちの部屋の気温は、34.6度を記録しました。もともと日本でも暑さで有名な場所付近に住んでいたので、このぐらいはまだまだ…とは思うのですが、公園の木立の中で涼んできました。この時期は夜の8時過ぎまで太陽が照りつけるので、夕方でも気温が下がりません。

 ペテロはいよいよコルネリウスと、彼の家に集まっている人々に福音を語ります。きょうの「みことばの光」が説いているように、ペテロの話には今回の体験に基づく新しい要素が加えられました。それは、「どこの国の人であっても、神を恐れ、正義を行う人は、神に受け入れられ」るということと、「イエス・キリストはすべての人の主です」ということ。

 ここに、イエスが弟子たちについて約束された、「エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります」のことばを、ペテロは理解したのです。福音を聞いていたコルネリウスたちの上にも聖霊が下り、御霊の賜物が注がれたことを目の当たりにした、この時のペテロや同行者たちの経験は、大きな意味を持つことになります。

 ペテロたちはコルネリウスの家に、つまり異邦人の家に数日滞在することになります。ことばとして語ったことは行いが伴っていたということを、彼らの行動は示しています。ことばと行いと…、自分はどうなのだろう。


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