歴代誌第一 29章20-30節
庭の芝刈りを終えた途端に、激しい雷雨。水撒きをしないで済みました。手動の芝刈り機ですが、何回目かでようやく要領がつかめてきました。でもまだ、「虎刈りふう」です。
歴代誌の前半はきょうで終わり。系図で始まり、ダビデ王についての総括で閉じられようとしています。26−30節には、ダビデの王としての歩みがまとめられていますが、数節にわたることばの行間には、ダビデが経験した栄光、恥辱、欺瞞、悪事、喜び、悲しみ、憤り、葛藤などが織り込まれています。しかし、歴代誌の作者は、「彼は長寿に恵まれ、齢も富も誉れも満ち満ちて死んだ」とまとめます。神は、波瀾万丈のダビデの生涯をこのようにご覧になるのだということを考えました。
「あなたがたの神、主をほめたたえなさい」ということばにも心が留まります。このことばは、歴代誌におけるダビデの最後のことば。これこそ、ダビデが自分の人生を通して神から賜わった最も大きな贈り物ではなかったでしょうか。
ダビデはこれを次に託しました。