出エジプト記 12章15−36節
火曜日は移動日。二日間泊めていただいたお宅での朝食には、健康に良さそうなものが…。春の気まぐれな天候の中を走り、無事帰宅しました。
ここには、それに続く7日間、種を入れないパンを食べるようにとあり、それも「永遠の掟」とすべきであるという神の命令があります。この二つは、実際には一つの祭りとして行われます。種を入れないパンを食べるのは、パンが発酵する時間的な余裕がないからです。彼らは急いでエジプトを離れなければなりませんでした。
「永遠の掟」とは、決して忘れてはならないために神が定められたものです。過越の日に始まって七日間も種を入れないパンを食べるイスラエルの人々は、どのような思いで食べ続けるのでしょうか。ことばで伝えることに加えて、実際に食べることによって代々の人々は、神が父祖たちをエジプトから連れ出されたことを心に刻むのです。
そして、主が言われたとおりのことが14日に起こりました。28節に目を留めたいと思います。主の命令はモーセとアロンによって民に届けられます。しかし、肝心なのはそれを受け取った民が行うことです。モーセとアロンだけが主に従うのではなく、民がモーセとアロンによって伝えられたことばを「行う」ことがなければ、事は進まないのです。誰かがしてくれるだろう、ではなく…。