霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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「白鳥の湖」

2007-03-03 19:24:37 | 景色
バアチャンが近所のお友だちから、「白鳥の餌に」と籾殻付きの屑米を大きな袋で頂戴した。
折角貰ったので、北国に旅立つ前に食べさせなければと思い、昨夕、白鳥達の帰りを待ったが、暗くなってもなかなか戻らない。
通過する白鳥も数グループだけだったので、もう旅立ったのでは、と不安になった。

「夕暮れ時は寂しそう」を歌ったのは一関高専出身のNSPだったが、「来ない恋人」を待つ心境で本当に寂しかった。
栗駒山もかろうじてシルエットが見えるだけとなっていた。



最初のグループが戻ったのは6時を10分ほど回った時だった。辺りはもう暗かったので、声を掛けて餌を撒いたが白鳥達には見えないようだった。

今朝、夜明けと共に再チャレンジした。
16羽が三つのグループに分かれて居たので、早速餌を撒いた。
最初は警戒していたが、一羽が食べ始めたら皆が競争して食べるようになった。
それでも、観光地の池の鯉のように貪欲には食いつかず、時々見せる「白鳥の舞」を披露しながら食べたり泳いだりという感じだった。

今朝は、上空を通過する白鳥と声のやり取りがあったり迷子の白鳥が居たりで、いつも新たな発見がある白鳥鑑賞の朝が続いている。



折角、白鳥が華麗な舞を見せてくれるのに、いつまでも「白鳥の居る堤」の呼称ではダサイ感じがするので、これからは格調高く「白鳥の湖」と命名することにした。
「堤」が「湖」ではかなり背伸びした誇大広告となるが、誰に迷惑かかる訳でも無し、「人生、明るく楽しく」行かなくちゃ。
コメント (4)
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