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プラトン『メノン―徳(アレテー)について』

2022年12月21日 23時41分21秒 | 文学
プラトン『メノン―徳(アレテー)について』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
『プロタゴラス』ほどはおもしろくなかった。
結局は徳(アレテー)が教えられるものかどうか今回もわからない。知識であるならば教えられる、という限定付き。そして、神的な運命によってわれわれに備わる、という意味不明な言葉も添えられる。
部分に分けて語るな、一言でスパっと言えよ、とメノンに偉そうに語るわりには、一言で言ってくれない。
ソクラテスはなかなかの曲者だ。

あまり感心しなかったので長い解説は読まない。
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