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松本清張「石の骨」「或る「小倉日記」伝」

2022年12月25日 22時54分21秒 | 文学
NHKのテレビ番組で福岡伸一が松本清張の「石の骨」という小説について語っていて、興味を惹かれたので図書館で本(新潮文庫『或る「小倉日記」伝』)を借りてきて読んでみた。ついでに、前々から気になっていた「或る「小倉日記」伝」も読んでみた。
松本清張は自身の劣等感からくるインテリの人たちへの反発を描くものという話をよく聞くので、そういうものかと思ってあまり読まないのだが、どちらもとてもおもしろかった。とくに「或る「小倉日記」伝」はおもしろかった。
森鴎外の「二人の友」「独身」「鶏」が出てくるが、こういうものをうちにある森鴎外全集から拾って読んでみたいと思った。「小倉日記」も持っているが読んだことはない。

松本清張の短篇小説を読みながら日本の津々浦々を旅したら楽しいだろうなと空想した。
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