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☆「福翁自伝」と「スプートニクの恋人」

2009年05月22日 00時49分44秒 | 文学
僕がいま読んでいるのは福沢諭吉の「福翁自伝」と村上春樹の「スプートニクの恋人」。
「福翁自伝」はそろそろ明治維新について諭吉が語り始めたところ。明治維新は1945年の敗戦とともに、僕をものすごく興奮させる出来事だ(笑)。
「福翁自伝」は福沢諭吉の他の本にくらべてとても読みやすい。「文明論之概略」はとても読みにくい本だった。

村上春樹「スプートニクの恋人」は二回目。「ノルウェイの森」につづき村上春樹を読む。以下、メモ。
・タイトルは「ビートニク」と「スプートニク」の勘違いから。「スプートニク」はロシア語で「旅の連れ」。
・”」、”(閉じ括弧+読点)をよく使っているが、このような使い方は「ノルウェイの森」にはなかったように思う。
・夜中に意識がなくなっているすみれは「ノルウェイの森」の直子とだぶる。すみれと抱き合うミュウもレイコさんとだぶる。
夜中に意識のなくなっている女は村上春樹によく登場する。
・《Kの言うフィクション=トランスミッション説》(193ページ)。Kって誰だ? これまで登場したのだろうか。
・《『ロシアより愛をこめて』に出てきたロッテ・レーニャみたいに見えるよ。》(196ページ)。「ロシアより愛をこめて」要確認!
《わたしの名前はボンド、ジェームズ・ボンド。》(196ページ)。もしかして「フォレスト・ガンプ」って007のものまねだったのか! それとも英米ではみんなこのような自己紹介なのか。
・やはり村上春樹の意図が読めない。そのせいかとても時間がかかる。
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