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山本周五郎『赤ひげ診療譚』

2013年02月09日 22時02分50秒 | 文学
山本周五郎『赤ひげ診療譚』(新潮文庫)。
これも読み終えるのに長く時間がかかってしまって、あまり印象に残っていない。
貧乏人は美しい、みたいな思想があり、ちょっと今読むと感覚が違うかなという感じがある。
こういうところに引っかかってしまうので黒澤明の映画にあまり入り込めないのだろう。
最初の短編で、暗い中で話していて、話していると思ってた相手が実は別人だったという話があり、おもしろいと思った。それ以上のおもしろい短編には出会えなかった。
『寝ぼけ署長』のほうが好き。
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