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岡本太郎『青春ピカソ』

2012年11月04日 11時15分27秒 | 文学
岡本太郎『青春ピカソ』(新潮文庫)。
西岡文彦『ピカソは本当に偉いのか?』を読んだついでに、岡本太郎のこの本も読んでみた。
ルーブル美術館でセザンヌとピカソを見て泣いた話が最初にあったが、そこがもっともおもしろかった。解説にもあったが、絵を見て泣くということがちょっといまでは考えられない。
たぶん、ほんものを見る前にいろいろな情報が入りすぎていて、実際に経験したときの感動を味わう力が衰退していると思う。

ピカソ関係では次は小林秀雄の『近代絵画』を読む予定。
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