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ジェームズ・M・ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』

2015年03月06日 00時39分31秒 | 文学
ジェームズ・M・ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(新潮文庫)読了。図書館で借りた。
大学生の頃にこの小説の映画作品を二つ見たはずなのに、話はさっぱり覚えていなかった。見たのはルキノ・ヴィスコンティ監督のと、ジャック・ニコルソンの出てるやつ。なんで二つも見たのかは覚えていない。当時映画は数を稼ぐものと思って、なんでも見ていた気がする。
丸谷才一が、カミュの『異邦人』にはこの小説の影響があるのではないかと書いていたので興味を持って読んでみたが「どこが?」という感じだ。
僕には共通点が見つけられなかった。
読みやすくておもしろい本だった。
裁判で絶体絶命だと思っていたらひっくり返るところが特におもしろかった(きわめて普通の感想です)。
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