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プラトン『パイドン―魂について』

2023年01月07日 13時37分20秒 | 文学
プラトン『パイドン―魂について』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
魂が不死であるという証明のあたりが、まったく説得されないのだが、こういうところをどういうふうに読めばよいのかよくわからない。どんなに言葉を尽くして語られても、「でも魂なんかないし、不死でもないしな」と思ってしまう。ここをきちんとソクラテスに説得されながら「なるほど」と素直に読めればいいのかもしれない。
そのあとの、死後の世界はこうなっているという話も「そうじゃないしな」と思いながら読んでしまう。
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