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☆江藤淳から遠く離れ、られなくて

2006年06月19日 17時00分33秒 | 文学
いま通勤時に読んでいる「荷風散策――紅茶のあとさき」(新潮文庫) を最後に江藤淳はしばらく離れようと思っていたのに、山田風太郎や司馬遼太郎を読んで明治時代に興味を持っていくうちに、西郷隆盛や勝海舟にも惹かれ、そうなってくると、
「氷川清話」「海舟語録」(勝海舟著、江藤淳・松浦玲編)

江藤淳の「海舟余波」「南洲残影」
も読みたくなってくる。
なんだかボードゲームをしていて、サイコロ振ってだいぶゴールに近づいたと思った瞬間に、「ふりだしに戻る」ならぬ、

江藤淳に戻る

に止まってしまった気がする。おいおい、また江藤淳からかよ! 俺もう絶対ビリだよ、って感じです。
ますます深まる江藤淳の呪縛。
もともと、「リトル・トリー」の作者の嘘、というところから「昭和の文人」を読もうと思ったのがきっかけで、なんだかぜんぜん違うことになったなあ。
これ以上興味を広げないようにしないといけない。
まずは司馬遼太郎。
幕末、明治に多少は詳しくなれそう。土佐藩が山内家派と旧長宗我部家派に内部分裂していたことはよくわかった。竜馬が女性にもてもてだったこともよくわかった。
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