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☆前世の記憶

2006年10月27日 09時24分44秒 | 文学
ナボコフの「ロリータ」の文庫の解説は大江健三郎のようだ。
大江健三郎は最近ナボコフが好きなんだなあ。
確か新作の、といってもかなり前だが、「さようなら、私の本よ!」のタイトルもナボコフから取ったんじゃなかったっけかな。読んでないけど。
「取り替え子(チェンジリング)」もナボコフの「セバスチャン・ナイトの真実の生涯」から取ったんだっけ? これは勘違いかなあ。でもこっちは読んだ。

ヘーゲルの「歴史哲学講義」は中国について書かれてあるところまで読んだ。
いつかどこかで吉本隆明が、ヘーゲルの歴史哲学は結局自分のところ(ヨーロッパまたはドイツ)がいちばん良いように書いてある、って言ってたが、まさしくその通り。中国が結構ひどく書かれてあった。家族的なつながりを重んじ、個人が何も判断しないで家長が全部決める。そんなんじゃだめ、って感じで書いてる。
アフリカなんかは歴史とすら呼べない、らしい。
こうやって順番にいろいろな国を見ていって、最後の到達点がヨーロッパって言うんだなあ。
なかなか面白い。

最近、前世について考えることが多い。
この前見たテレビ番組「奇跡体験!アンビリーバボー」はすごかった。あそこまではっきりと前世の記憶があるのはすごい。
「オーラの泉」では中村橋之助が前世も役者だったと言われて喜んでいた。
前世というのは、もう使い終わった身体から魂が離れて、しばらく休んで、新しい身体がこの世に出来たときにその魂を入れるというリサイクル的な発想なんだけど、どうもそこが納得いかない。身体から魂が出し入れ可能ってところが引っかかるんです。
どっちかって言うと、地上にある「なにか」に身体のアンテナが反応して、さも自分の前の世の記憶であるように思ってしまうということじゃないかなあ。魂が前の世にも生きていたというわけじゃなく。
その「なにか」っていうのが何かはわかりませんが。残留思念のようなものかなあ。残留思念って何だ、って訊かれてもよく判らんが。
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2 コメント

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前世 ()
2006-10-28 22:32:43
私もあんびりばぼー観ました!少年が第二次世界大戦で戦死した人の記憶を持っている話を。



あれで思ったんですけど、(私は科学的でないことを完全に信じるのは苦手なんです。ちょっと怖いっていうか)そもそも夢ってとても不思議な気がして。夢って前世とつなぐパイプなのかな。毎日夢を見るんですけど、不思議だなぁ。って思います。
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 ()
2006-10-28 23:21:22
不思議なことについていろいろと想像するのは楽しいですよね。

それにしても、僕は夢を全くといっていいほど見ないので、毎日見るってことがすでに驚きです。
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