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☆沙門空海

2007年02月22日 02時24分15秒 | 文学
NHK取材班著の「『空海の風景』を旅する」(中央公論新社)を途中まで読んだが、あんまり興味を惹かれなかったので、同じく図書館で借りてきていた夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(徳間書店)を読んでいる。現在「巻ノ一」の366ページ。
これは読みやすくっていい。
一文ごとに改行で会話文も多い。
お話は司馬遼太郎とは全く違い、オカルトものです。
空海と橘逸勢が唐で妖怪変化に出合う話です。

歴史小説を読み続けている間に、他にも読みたい本が続々と出版されている。いまこの瞬間にも!
以下、忘れないように読みたい本を列挙しておく。

サマセット・モーム「劇場」(新潮文庫)、「サミング・アップ」(岩波文庫)
ジェイン・オースティン「分別と多感」(ちくま文庫)
アンリ・ベルクソン「物質と記憶」(ちくま学芸文庫)
夏目漱石「文学論」(岩波文庫)

最近は、読みたい本というよりも、買っておかないと読みたいと思ったときに消えてしまっているかもしれない本を買っている気がする。
村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」などはいつでもどんな本屋でも今後15年間くらいは確実に手に入るのでどうしても後回しになってしまう。アンリ・ベルクソンの「物質と記憶」の新訳などは来年本屋においてあるかどうかあやしいもんだ。サマセット・モームの「劇場」などは映画の公開が終わると同時に消えてしまうのではないかと思っている。
読みたいときに読みたい本が本屋でいつでも買えるようになればいいなと思う。
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