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☆ジョン・マッデン監督「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」感想

2009年07月19日 17時31分09秒 | 映画
プルーフ・オブ・マイ・ライフ録画していたグウィネス・パルトロウ主演の「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を見た。ひさしぶりに映画を見た。
ここ最近、数学者を描いたものが多いように思う。
思い出せるだけでも、
マット・デイモン(「グッド・ウィル・ハンティング」)と
ラッセル・クロウ(「ビューティフル・マインド」)と
寺尾聰(「博士の愛した数式」)と
福山雅治(「ガリレオ」)
がいる。じつにおもしろい。(福山雅治は正確には数学者じゃないけれど。)
数学の証明って黒板一杯に書き散らして何をやっているのかわからないけど、なんだかすごいことが行われているという感じを出すのに有効な道具なんだろうなあ。
あんなに書きまくって何を証明しようとしているのか、ほんとうに理解できない。嘘じゃないかと思っている。

なんとなーく、雰囲気で作った映画だなという感じでした。
ぼけたアンソニー・ホプキンスが数学の証明をしてるつもりでノートに「9月の暑さは……」とか「書店の売り上げは……」とか書いているところは悲しくもあったが、すこし笑えた。
いくらぼけてるとは言っても、そんな分かりやすいボケ方はないんじゃないかなあ。
このひとは凡人には理解できないほど賢い、とか、尋常じゃなく馬鹿である、というのはなかなか表現しにくいものだということがよくわかった。

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