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三島由紀夫『宴のあと』

2016年01月08日 23時50分48秒 | 文学
三島由紀夫『宴のあと』(新潮文庫)を読んだ。
日本の選挙がどんなふうに行われていたか(いるか)がよくわかるように書かれている。
三島由紀夫のなかでは、という制限をつける必要もなく、なかなかおもしろかった。
お金持ちの老人が出てくるせいか、読みながら丸谷才一の小説を思い出した。

高校生のころに「宴のあと事件」について習ったが、いったいどんな事件だったかよく思い出せない。プライヴァシーについての裁判なのだが、読んでみてもこの小説のどこに誰のプライヴァシーに触れる部分があるのかよくわからない。つくりものとしか読めない。
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