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井伏鱒二『荻窪風土記』

2023年03月29日 22時38分32秒 | 文学
井伏鱒二『荻窪風土記』(新潮文庫)を読んだ。
邱永漢の『邱飯店交遊録』を読んで昔の文壇の雰囲気が書かれたものが読みたくなり、読んでみた。大岡昇平の『成城だより』にこの本が出てきて気になったことがある。

太宰治は出てきたが他には知っている人が出てこなかった。
戦前と戦中の感じがよく描かれていると思った。言っちゃいけないことを誰かが言ってそれを周りがなだめるという雰囲気は戦争中もあったのだなと思った。
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