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中野孝次『ローマの哲人 セネカの言葉』

2020年07月29日 21時41分00秒 | 文学
中野孝次『ローマの哲人 セネカの言葉』(講談社学術文庫)を読んだ。
セネカの『倫理書簡集』に興味があり、この本で取り上げられているのでどんなものか読んでみた。
確かに取り上げられているのだが、中野孝次の気に入ったところを少しだけ訳し、あとは中野孝次の現代日本への嘆きのようなものが続く。よくわかりませんがそういうのって、セネカの教えに忠実な行為なのでしょうか。
どうせなら『倫理書簡集』を全訳し、手に入りやすく出版してくれたら良かったなと思う。
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