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ガブリエル・ガルシア=マルケス『出会いはいつも八月』

2024年06月17日 23時33分51秒 | 文学
ガブリエル・ガルシア=マルケス『出会いはいつも八月』(新潮社)を読んだ。
母親の墓参りに、毎年八月にある島を訪れる既婚の四十代の女性が、ホテルで読書をし、一夜を共にする男性を探す。
とてもおもしろかった。
こういう、知的でおしゃれで短くてすぐ読めるものはいい。
主人公(アナ・マグダレーナ・バッハ)が読むのは、
ブラム・ストーカー『ドラキュラ』
ジョン・ウィンダム『トリフィドの日』
レイ・ブラッドベリ『火星年代記』
グレアム・グリーン『恐怖省』
ダニエル・デフォー『ペストの年の日記』
で、手に入りやすいものは読んでみようかなと思った。
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