三浦しをん『舟を編む』(光文社文庫)を読む。
最近あまり小説を読んでいなかったのだが、読んでみると気楽でおもしろい。
たまにこのような本を読んでいないと、本を読むスピードが落ちる気がする。
難しい本ばかりではだんだん前に進めなくなるように思う。
数年前に話題になった本で、映画化もされて賞も獲ったように思うが映画は見ていない。
ついこの間NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で辞書編纂者の飯間浩明の番組を見たがとてもおもしろかった。
そういう感じの人の話を期待していたのだが、本の主人公の馬締は最初の登場は変人ぽかったが、結婚もし、だんだんと普通の人っぽくなってしまった。だんだんと普通の人っぽくなってしまうと、そもそも最初から普通の人だったのではないかという気がして、すべてがわざとらしく感じられてしまうものだ。
辞書を作るのがたいへんなのだろうなという雰囲気はわかった。
恋愛とか病気とかが、予想がついてしまうのは仕方のないことなのかもしれないが、想定外のことがあまり起こらない話だった。だから読みやすいのかもしれない。
ちょうど気になっていた『あの家に暮らす四人の女』が文庫になったのだが、続けて読むほどの興味が三浦しをんにいまはないので、しばらくしてもまだ読みたければ読んでみよう。
今日そういえば本屋で、二十代くらいの女性二人が話しながら本を選んでいたのだが、ひとりが「私は長い本が良い」と言うと、もう一人が、
「大事なのは長さより深さだってマキリョウタも言ってた」
と発言した。
マキリョウタって同級生かな、先生だろうか、でもなんか引っかかるな、と思って良く考えたらテレビドラマ『おっさんずラブ』の牧凌太(林遣都)のことじゃないかと思い当たった。
素晴らしい引用をありがとう。
最近あまり小説を読んでいなかったのだが、読んでみると気楽でおもしろい。
たまにこのような本を読んでいないと、本を読むスピードが落ちる気がする。
難しい本ばかりではだんだん前に進めなくなるように思う。
数年前に話題になった本で、映画化もされて賞も獲ったように思うが映画は見ていない。
ついこの間NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で辞書編纂者の飯間浩明の番組を見たがとてもおもしろかった。
そういう感じの人の話を期待していたのだが、本の主人公の馬締は最初の登場は変人ぽかったが、結婚もし、だんだんと普通の人っぽくなってしまった。だんだんと普通の人っぽくなってしまうと、そもそも最初から普通の人だったのではないかという気がして、すべてがわざとらしく感じられてしまうものだ。
辞書を作るのがたいへんなのだろうなという雰囲気はわかった。
恋愛とか病気とかが、予想がついてしまうのは仕方のないことなのかもしれないが、想定外のことがあまり起こらない話だった。だから読みやすいのかもしれない。
ちょうど気になっていた『あの家に暮らす四人の女』が文庫になったのだが、続けて読むほどの興味が三浦しをんにいまはないので、しばらくしてもまだ読みたければ読んでみよう。
今日そういえば本屋で、二十代くらいの女性二人が話しながら本を選んでいたのだが、ひとりが「私は長い本が良い」と言うと、もう一人が、
「大事なのは長さより深さだってマキリョウタも言ってた」
と発言した。
マキリョウタって同級生かな、先生だろうか、でもなんか引っかかるな、と思って良く考えたらテレビドラマ『おっさんずラブ』の牧凌太(林遣都)のことじゃないかと思い当たった。
素晴らしい引用をありがとう。