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岩井俊二監督『花とアリス』

2018年05月18日 21時16分08秒 | 映画
岩井俊二監督『花とアリス』を観る。岩井俊二は好きで、珍しくDVDも買っているのだが、今回はNHKのBSでの放送を録画して観た。
DVDを買っていても案外観ないもので、ほんとうに久しぶりにこの映画を観た。
花(鈴木杏)の母親役で先輩が寝ているときに下着で登場するのはずっと、高畑淳子だと思い込んでいたが、キムラ緑子だった。
アリス(蒼井優)は、自分が先輩の元カノだと先輩が思っているということを、花が嘘をついているということ以外に、どのように理解していたのかがどうしてもよく理解できない。これは初めて見たときから違和感として残る。
アリスはいまは別れて暮らしている父親のことが好きで、先輩に対しても父親との関係の代わりとしようとしている。
そのあたりが、自分が娘の父親になってみると、子どもがいないときと少し見方が変わったように思う。
注意して見ると、先輩(郭智博)はアリスのことが好きなのに、最後は花のことも好きだと言っている。鈴木杏の泣き顔とア太郎先輩の落語であそこはあんまり台詞が頭に入って来ないのだが、よく聞いてみるとそういうことらしい。
ずるい!
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