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ドナルド・キーン『明治天皇(一)』

2018年02月11日 23時03分20秒 | 文学
ドナルド・キーン『明治天皇(一)』(新潮文庫)を読んだ。
四冊あるのでのんびり読んでいる。
NHKの大河ドラマ『西郷どん』の副読本のような気持ちで読んでいる。いつか、ドラマに明治天皇は登場するのだろうか。
明治天皇が父親の孝明天皇と違って外国人をそんなに恐れないことや、酒が好きなこと、正妻との間には子どもがないこと、いろいろな側室との間に子どもが何人もいること、などが分かった。
西郷隆盛はまだあまり出て来ない。

日本人が書いた日本語の本であれば、著者のプライド(や読者のプライド)などがあって、辞書に書いてあったり調べたりすれば分かるようなことは書かないということがある。
ちょっと品格が落ちるというか、そういう感覚があるのだと思う。そもそも調べなくたって、こういう本を読むような人であれば常識として知っているべきだというような感覚があると思う。
この本はドナルド・キーンが書いたものを日本語に翻訳しているせいか、和歌を現代語に訳したりしている。
難しい言葉なども、括弧書きで説明していることも多い。
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