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村上春樹『村上ラヂオ』

2015年01月07日 23時35分44秒 | 文学
村上春樹『村上ラヂオ』(新潮文庫)を読んだ。
読みやすい本を間に挟んで読むと、読みにくい本も読みやすくなることがある。リズムができるというか、そんな感じ。
ずっと太宰治の長編小説を読んで、間に村上春樹の紀行文を読んでいた。読む本がなくなってやめていたが、やはり本を読むのが遅くなった気がする。『村上ラヂオ』は読んだことがなかったので読んでみたがおもしろかった。
大江健三郎と吉本隆明と江藤淳の話があり、村上春樹の口からあまり出ない話なので印象に残った。

今日のNHKの「クローズアップ現代」は谷崎潤一郎と妻松子の恋文の話で、見ていたら久しぶりに『細雪』が読みたくなった。
だらだらと、というか、のんびりと、というか、あの長い小説を気を張らずに読みたい。お見合いした、断られた、病気した、みたいなどうでもいいことを読みたい。
この前FMを聴いていたら五木寛之の『四季・奈津子』の話をしているのを聞いて、興味を持っている。これも、四姉妹の話だ。
いまはバーネットの『小公女』を読んでいる。昔テレビアニメを少し見た記憶があるのだが、ほとんど覚えていない。「セーラママ」と小さい子どもが呼んでいるのが耳につく不愉快なアニメだった、と思う。
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