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「軍師官兵衛」への躊躇、「紅白歌合戦」の総括

2014年01月01日 23時26分43秒 | テレビ
たぶんNHKをよく見るせいだと思うが、大河ドラマは毎年注目してしまう。今年の「軍師官兵衛」も注目している。戦国時代の小説を読んでみようかと思っている。
ドラマの宣伝で「命を粗末になさるな、生きられよ」と主人公が叫ぶのだが、これが流れるたびに見る気を削がれてしまう。
歴史小説を読むのは今の感覚を離れたいからで、いまの感覚を主人公に叫ばせている物語をどうにも見たくないのです。

年末に「紅白歌合戦」を見た。
演歌歌手が歌うときにはAKB48グループなどの若手集団が登場し踊るというルールはいつの間に確立したのだろうか。なんだか悲しい。
巨大衣装は、いつのまにか紅白歌合戦の名物になっていて(水森かおりが踏襲)、小林幸子の持ちネタではなくなってしまっていた。NHKは恐ろしい。これで小林幸子の紅白復活はなくなったということなのかもしれない。復活するならここに人間が入れるのかというくらいの極小衣装(パペットみたいな)で復活するくらいしか僕には思い浮かばない。
美輪明宏は、誰もいま戦争の話なんかしてないし、聞きたくも思ってないときに、戦争の話を突然始めるという感覚がすごいと思った。お年寄りはこうでなければいけません。
森進一は「冬のリヴィエラ」を歌うべきだった。
AKB48の大島優子の”卒業”発表はよかった。何が良かったのかわからないが、もっとも今回の紅白でおもしろい場面だった。僕はこれまでAKB48のファンでも批判者でも傍観者でもなく、たいした強い興味もなかったのだが、この場面を見ながら、自分もこの場に居たかったなと感じた。それもファンでも批判者でも傍観者でもなくメンバーとして。
AKB48のメンバーとして後ろから大島優子の発表を聞いて、驚いて、泣いてみたかった。そのくらいリアルな表情が撮られていたと思う。年を取ると青春が妙に懐かしい。
AKB48グループの楽しみ方とはこういうことなのかもしれない。
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