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立花隆『がん 生と死の謎に挑む』

2013年09月08日 21時44分12秒 | 文学
立花隆『がん 生と死の謎に挑む』(文春文庫)を読んだ。
ほんとうは近藤誠の本を読もうと思ったのだが、以前読んだことがあるので、別の人の意見を、と思い、立花隆のこの本が古本屋にあったので読んでみることにした。
義父が病気だった時に近藤誠の本を読んでいたと思うのだが、今回は叔母が病気なのでまたがんについての本を読んでみようと思った。
こういう本は、もしも自分が当事者であったらなかなか読めないと思うので元気なうちに読んでおいたほうがいい。抗がん剤治療をするかしないかという決断はなかなかたいへんだと思う。近藤誠の本を読んでも、立花隆の本を読んでも、抗がん剤はあまり効果がないというふうに思える。たかだか二か月の延命のために、苦しい思いをするのなら何もしないほうが良いといまであれば思うのだが、実際にその場面になると、難しいと思う。
世間と離れて孤独になるくらいなら、世間と一緒に苦しんだほうがまし、という発想になりそうな気がする。
がんというのは敵ではなく、自分自身なのだということは、よく覚えておかないといけない。

テレビ「A-Studio」に柳楽優弥が出演したので録画して見る。
以前NHKの「旅のチカラ」の出演の時に見てから気になっている。親戚のおじさんのような心境。なんだか惹かれるものがある。あまりしゃべらず番組は盛り上がらないのだが「がんばれ」という気持ちになる。映画『許されざる者』はたぶん見ない。

NHKに「ドキュメント72時間」という番組があって、いろんな場所で72時間取材するというだけの番組なのだが、わりとおもしろい。以前、「ひとりカラオケ」のときに見て興味深い番組だと思った。
今回は「健康ランド」だったのだが、おもしろかった。
健康ランドで昼間っから酒を飲んで風呂に入ってごろごろしてる生活って、最近なんだか憧れる。子供が手を離れたらやりたいような気がするが、そういう素質が自分にないように思うのでおそらくできない。
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