ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

モーム『昔も今も』から西行

2012年01月24日 21時54分49秒 | 文学
サマセット・モーム『昔も今も』(ちくま文庫)を読んだ。
モームが書いた歴史小説ということで期待したのだけれど、あまり入り込めなかった。そんなにおもしろくはなかった。
これでマキアヴェッリ関連の本を、
塩野七生『わが友マキアヴェッリ』
マキアヴェッリ『君主論』
モーム『昔も今も』
と三冊読んだのだけれど、どれも印象に残らなかった。マキアヴェッリは合わないのだろう。

次は西行を読もうと思っている。
大河ドラマ「平清盛」を見ていて、西行はこの時代の人なんだなと思い、これまで何度か西行についての本を読もうと思ったことがあったが読めないままであるのでこの機会に読もうかと思う。
辻邦生『西行花伝』
吉本隆明『西行論』
白洲正子『西行』
がいまのところの予定。
しかし藤木直人の西行はどうなのだろう。この人の出ていたテレビドラマ「ギャルサー」を、僕はなぜだかものすごく期待して第一回目の放送を見たのだが(なぜそんなに期待したのか思い出せない)、ぜんぜんつまらなくてチャンネルを変えたのを最後に彼の芝居しているのを見ていない。
「平清盛」ではそのほか玉木宏も出ている。NHKの朝ドラ「こころ」が好きでよく見ていたのでその当時は玉木宏も好きだったのだが、ちょっとだけ見た「のだめカンタービレ」での指揮がものすごおく下手くそに見えて「千秋がそんなに指揮が下手なわけないだろ」と思ってあまりいい印象ではない。
このふたりは、松山ケンイチとの力の差がありすぎるのではないかと思っている。
コメント