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☆緒方明監督「いつか読書する日」

2007年11月11日 00時49分31秒 | 映画
いつか読書する日録画していた緒方明監督の「いつか読書する日」を見る。
読書、ということでもっと期待したのだが。
田中裕子が読むのは「カラマーゾフの兄弟」だけだし、川で溺れるラストが「銀河鉄道の夜」を感じさせるくらいで、あまり文学的な雰囲気ではなかった。
こちらの勝手な想像で、田中裕子が牛乳配達をしながらひたすら本を読むような映画を期待していた。
そんなものがおもしろいかと言われれば、僕にはおもしろい。

しかし、最初の雰囲気はとてもよく、さまざまなひとの作文ではじまるところはとても良かった。田中裕子と岸部一徳の視線を合わせない関係も好きだった。かなり期待した。
仁科亜季子の存在がちょっとどうかなあ。
長く病気をしてこれから死ぬからってそんなになんでもわかる人間になれるのかなあ。そこがちょっと疑問。
それと岸部一徳は泣かないし笑わないほうがいいな。
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