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☆ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟4」感想

2007年11月07日 01時46分04秒 | 文学
カラマーゾフの兄弟4 (光文社古典新訳文庫)ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(光文社古典新訳文庫)の4巻目を読んだ。
裁判が長い。本が分厚くて手が疲れた。
判決にあっと驚いた。
なるほど、そうだったか。すっかり忘れてた。

この巻では、最初に出てくる小賢しい少年と、イワンのところにやってくる悪魔が印象に残った。
もちろんミーチャの裁判もすごかった。

神がいないのに倫理は成立するか、というようなことが書かれているのだと思う。

三千ルーブル、三千ルーブルとしつこいくらいに出てくるがいったい三千ルーブルがどれくらいの価値なのかがよくわからない。(たぶん解説には書かれているのだろうけれど読んでないのでわからない。)
カラマーゾフ兄弟の父はたぶん金持ちなんだろうし、ミーチャが伝説になるくらいの宴会をしたわけだから、すごい価値なんだろうけど。
いったいどのくらいなんだろうか。
わかりやすく、当時のサラリーマンの初任給がいくらだとか、コーヒー一杯がいくらだとか、ラーメンの値段とか教えてほしい。
もっとわかりやすく、ミーチャの伝説の宴会は、小林旭や加藤茶が全盛期に一晩で銀座で飲んでいた金額よりも多いんだろうか。多いんだったら素直に驚きますけど。

あと一冊。
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