免疫力とは「体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体や毒素を異物(非自己)として認識し、生体を防御するためにこれを排除しようと働く力。「免疫力の増進・減退」「免疫力の上昇・低下」「免疫力が上がる・下がる」「免疫力が高い・低い」などと表現し、免疫力の低下は生体が病気にかかりやすい状態をつくりだす」。
恋愛免疫力は、私が作った「俗語」ですが、身体を守るために「免疫力」が働き、病気を治したり(自己治癒力)を引き出したりする力ですが、恋愛において、失恋したからと落ち込み、精神的に障害を起こす人たちも多いことから「恋愛免疫力が必要」だと提唱しているものです。
近年、恋愛トラブルから此処、5年の間に100人近い人、多くは女性ですが殺害されるという事件も多発しております。
失恋するのが怖いとか?こんなに愛しているのに「何故、愛してくれない」と嘆きます。身勝手な想い「愛欲、欲望」が強すぎるために、思いが叶わないと不満に感じて、失恋すると今度は相手を憎みます。
その憎しみが過剰な感情になると「殺意」の行為(殺人)になるものです。
以前には、19歳の女性がネットの出会い系サイトで知り合って、初デートの日に喧嘩となり、男性に首を絞められて殺害されるという事件も発生しています。
こうした人たちには「恋愛に対する抵抗力(免疫力)が低下しているだけでなく、愛欲、欲望などか強すぎるために、思いが叶わないとトラブルになり、そして、相手を憎むことになるから殺意の感情になるものです。
こうした恋愛観は異常な事なのですが、愛欲、欲望を優先してしまうことが間違っていることです。
私たちが若き頃には、幾度も失恋し、寂しさなどを乗り越えて、新たな恋を求めて「運命的出逢い」を待機して待っていたものです。
ですから、恋愛に関して抵抗力もあり、高かったのでトラブルも少なく、運命的出逢いもありましたから結婚出来たものです。
私のところに若い女性から「愛が分からない」からと質問されることが多くなりました。そんな時には「自分よりも大切な人が出来たら(それが愛)だよ」と告げています。
そして、愛欲、欲望を強く持たずに悟りに変える。見返りを求めない人の愛し方をしなさいと提唱しています。
つまり、「大我の愛」と「小我の愛」の違いを提唱しているものです。
大我とは、見返りを求めない愛や無償の愛、利他愛が基本です。
見返りとは、物質的なことだけではなく、精神的なことも含まれます。
見返りを求めずに愛情をかけられる心は、まさに大我の愛と言えます。
精神的なことで言えば「あなたにこれだけ多くの愛情をかけてきたのだから、それに答えて当然でしょ!」と考えるのは小我です。
大我の愛とは、たとえ愛情をかけてもらえなくても、自分は相手に愛情をかけられることを言います。
「愛されたい…」これは小我です。こうした見返りを求める愛を小我と言い、求めない愛を大我と言います。
こうした小我の愛の実践をしている人が多すぎるので、恋愛トラブルになるものです。
私も7年前に魂の片割れ同士が出逢うツインソウル(双子の魂)の出逢いをした時に、本物のツインソウル相手と思い込み、ところが、ツイン相手は大我の愛と小我の愛の違いを理解できない人でした。小我の愛を実践したために、ツインソウル擬き(偽者)だったことが分かり、決別を覚悟したものです。
エゴが強く、プライドが高い人でしたから大我の愛の実践が出来ませんでした。一方、私は小我の愛に違和感を覚え、抵抗があった私はそれに従うことが出来ませんでした。
そして、私自身が大我の愛の実践に心がけてから幸せになれたものです。
最愛の人を護り、支えて行くことを覚悟出来たものです。
センスプロデュース研究所、荒木行彦