周防教会・牧会ジャーナル

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10月9―15日

2016年10月16日 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに屋根裏部屋に入ったら、ミイラ化したアブラコウモリが二匹見つかった。大きさを比較するために腕時計を置いた。え?ROLEXという文字が見えるって?気付かれたかあ。自慢するみたいで心苦しいなあ。親友から頂いたもの。売るのは嫌やけど、僕の知人ならば50万・・・いや!20万で譲ってもいいかな。え?5万にしてくれって?よし売った!

 

10/9(日) 彩七の転居先には野犬が多い。昔の町は野犬だらけやったが、犬の方で人を避けていたのでイジメない限りは安全やった。むしろ飼い犬の方がタチが悪く、よく吠えて咬んだ。町中が糞だらけやったが道端の糞は散歩する飼い犬のもので、野犬はむしろ草むらで糞をした。人に捨てられ、嫌われ、捕獲されたあげく、処分される野犬は被害犬で悲劇犬。

 

10(月) 名前は公表できないが、Hが付く学校のY先生からメールが届いた。「松本哉(はじめ)の『世界マヌケ反乱の手引書』はあなたの教科書か?」などと言う質問。なんじゃそれは?とにかく買ってみた。んんん?なんじゃこの本は!と言うか、僕ってこんなジャンルに分類されていたんか?広島女学院中高の矢野先生は僕をこんな人間として見ておったんかい!

 

11(火) 爺ちゃんに道を尋ねたら「困ったな」と前置きをして「ここを川沿いに行く(川?ドブのこと?)。川に蓋がしてある(やっぱりドブか)。その先にポールがある(ポール?)。ポールを越すと寺があり、寺には行かず(行かんのかい)戻って右側の車庫の裏」。ど、どうもありがとうございました。えらい人に尋ねてしもうたわい。そして言われた道を辿ったら着いたがな。

 

12(水) ぼちぼちパンツ一丁にタオルケットで寝るには厳しい朝がきた。夏の間は灼熱の草原やジャングルで人喰いライオンや殺人トラを追うハンターの気分を味わって過ごしたが、間もなく獲物を追って雪の山中で野宿をするマタギとなる。本を読むなら臨場感が大切やからなあ。ところで『マヌケの手引書』はいつ読む?僕の場合、年中臨場感みたいなもんか。

 

13(木) 今宵は十三夜。つい口ずさんでしまう。♪河原の柳の行きずりに、ふと見合わせる顔と顔・・・青い月夜の十三夜~♪。戦前の歌で、妹が踊りを習っていた時に覚えた。「あの方とまた逢えた。にっこり笑ってくださった」などと言うセリフが入る。にっこりどころか腹をかかえて笑ったら、お師匠さんや僕の婆ちゃんに怒られた思い出が甦る。今宵の月は雲の向こう。

 

14(金) 今夜はきれいに月が観えた。ユーミンの『十四番目の月』という歌がある。♪次の夜から欠ける満月より十四番目の月が一番好き♪という歌詞に共感する。旅行に行くより準備する時。正月よりも年末の日々。恋人ができるより片思いの時期。ご馳走を食べるより待つ時間。大便するより限界までこらえている間のスリル。あなたもどれかには共感するでしょ?

 

15(土) カープが2試合を残してクライマックスを制した。しかし残り2試合のチケットを買っていた人の気持ちを考えると気の毒でならん。最近はチケットを買占め転売してボロ儲けする連中もいる。何十万も出して買った人はどうなるんや。リーグ優勝チームが闘うべきでクライマックスは止めろ。クライ!マックス!暗い!真っ暗っす!やっぱ・・・かなりキツイなあ。


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