周防教会・牧会ジャーナル

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4月5―11日

2020年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

走野の店の「つきだし(お通し)」と「お造り」。「豪華過ぎる」というお声もあるが本人のこだわり。そんな走野の店『地酒と旬菜/ちそうや』も大阪府の緊急事態宣言で、ついに休店に追い込まれた。そこで親バカですが、再開した暁には是非また行ってやっておくんなせえ。新大阪駅から御堂筋線で一駅「東三国」下車、徒歩2~3分ですけえ。

 

4/5(日) 礼拝後、教会総会(巷では周防は「妖怪総会」と呼ばれている)を開催。会員の出席はたった6名(その他、陪席4名と僕)と今年は過去に無いほど出席者が少ない。本来ならば少なくとも13名の会員がここに居るはずやった。啓蟄はとっくに終わっているが、周防の虫たちは未だに外出許可が出ない。今は礼拝をしているがコロナで中止となる時は近いのかも知れんな。

 

6(月) 閉鎖した豊浦教会の備品を頂きに下関へ。ここでついこないだまで礼拝はもちろん、過去には幼児施設も開設されていた。中に入ると掃除さえすればいつでも再開できる雰囲気が残っている。小さな教会はこれからもどんどんこのような運命をたどる。そんな状況の中、都会に溢れている教会の中から「うちを売って助けよう」という所がきっと現われる!訳ないわなあ。

 

7(火) 診療所で踊りのお師匠さんに出会う。ご主人のラーメン屋はコロナ騒ぎで休店中だそうな。大阪の走野の店も緊急事態宣言が出たら休店に追い込まれることやろ。人が恐れる病原菌を人が運ぶ。超流通時代ゆえ拡散スピードも速い。「新幹線」が日本の大動脈だとすれば、今は「新感染」と化して広める。言っときますけど、ここで神様に祈ってもどうにもなりまへんで。

 

8(水) 聖光高校の始業式と入学式が行なわれる。400人もの人が全員マスクをしている姿を初めて見た。プログラムも大幅にカット・縮小されている。僕に与えられた持ち時間は聖書朗読と説教と祈祷とを合わせて3分以内。地球上で戦うウルトラマンの持ち時間やがな。でも逆に闘志がわく。よ~し、やったろやないか!と語り出したまではええが、やっばぁ~30秒も超過した。

 

9(木) 今日からいよいよ授業が始まり、初めて聖光の教壇に立つ僕は前任の橋本牧師をはるかにしのぐ素晴らしい授業を行ない、生徒のハートをガッチリとつかむ!筈やった・・・のに、授業開始は二週間延期となりました。コ、コロナめえ!わしの貴重な時給まで奪いやがって。あ、不謹慎な発言をしてすみません。橋本牧師なら、きっとこう言うに違いないやろと思って。

 

10(金) カミュの名著『ペスト』が空前の売れ行きだとか。内容はほぼ忘れてしまっているが僕も学生時代に読んだ本や。昨夜はネット映画で『感染列島』を観た。身につまされる。その昔『ザ・デイ・アフター』を観て映画館を出た時、どこかで核戦争が始まっているような錯覚に見舞われドキドキした。折しも世界中に核の恐怖が蔓延している時代やった。でも、今は平和か?

 

11(土) 聖光高校の通信制入学式。本日の失敗。うっかり、式服の上着を忘れて行った。教務部長が親切にもご自分の上着を貸してくださった。説教(今日は5分も話してしもた)の後「礼!」の号令を待たずにそそくさと降壇してしまった。ちなみに、先日の始業式では上手から登壇して下手に降りるのを一人だけ上手から降りて注意された。どうも僕は儀式というものが苦手や。


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