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盤上のフロンティア(若島正詰将棋集)1~14番

2020-02-29 00:00:19 | しょうぎ
せっかく2750円で購入した詰将棋集なので解き始めようとするが、全100問のうち後半は長手数が多い。とても自力では解けそうもない、というよりもそこまで時間を費やせないと思う。ずっと前に「近代将棋」誌の難問を解いていたような気力も棋力も体力もないので、本当にわからない場合は答えを見るという妥協を図ることとすると同時に、ソフト(柿木)を使いながら鑑賞するということにする。

知人の中には、ゴルフの時にOBはカウントしないとか、グリーンに乗ったらパット数1を足してパターは使わないというようなマイルールでやっている人もいるのだから、いいだろう。といっても100題のうち10題くらいは解きたいなと小さな願望はキープする。若島先生のIQの1/10はあるだろう。

それで、解き始めて気付いたのは、一問ずつにハッシュタグを付けるがごとく分類がされている。例えば、第一番は「アンピン、双玉」。第二番は「間接逆王手、ピンメイト、双玉」。第三番は「1/3ロイヤル・バッテリー、限定応手逃れ、双玉」。段々と意味の分からない単語が増えてくるわけで、結構、理屈っぽい作品が多いように思う。

それで、今回、1~14番ということだが、14題目に目標の10題が解けたわけなのだが、実は個人的に低レベルだが実用的に知りたいことがあった。「金」と「と」の使い分け。もちろん、どちらでも構わない場合だが、自分的には攻め方、玉方ともに、自陣内は「金」、敵陣内は「金」と「と」のうち、主役は「金」、脇役は「と」にしていたのだが、教授はどのようなセオリーによるのだろうか。



実は第8番の部分図に受け方に「と」が配置される。場所的には玉方の自陣に近いので「金」でもいいので、調べてみたが、よくわからなかった。何か特別のマイルールがあるように感じた。

それと、14番までの中の2題は柿木9と違う解になる。しかも持駒が余る。調べていくと、『無駄合い』の定義が異なるように思える。



例えば、上図のような場合、柿木9では、3三馬の一手詰ではなく、2二に玉方が合駒を打つことになり、駒余り五手詰となる。余詰め解釈の違いだろう。


さて、2月15日出題作の解答。





なんとなく、盤面を広く使った問題。3手目の成不成不問、収束の玉方の逃げ方の手分れの微妙な点がある。途中、6手目の『焦点の合駒』を知らないと、早く詰んだと思い込むはず。

動く将棋盤はこちら。(Flash版)

動くgif盤はこちら。→
0229g



今週の問題。



2四銀をむやみに動かさないこと。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2020-03-03 08:57:49
最終手2一龍の19手詰みとなりました。
桂の打ち換え邪魔駒消去盛りだくさん
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Unknown (おおた葉一郎)
2020-03-03 12:57:29
坂本様
ちょっと違うかもしれません。調査します。
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Unknown (蛇塚の坂本)
2020-03-07 10:04:21
再考しました。
2三銀成の17手詰みとなりました。
2手短くなりました。
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Unknown (おおた葉一郎)
2020-03-07 14:16:46
坂本様
正解です!
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